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メタボに効く栄養素:ビフィズス菌

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ビフィズス菌といえば、ヨーグルトや乳酸飲料などに含まれる、
「お腹の調子を整える菌」として知っている方も多いと思います。

 

けれど、この「ビフィズス菌」で腸内環境を整えることで
「メタボ」が予防できることは知っていましたか?

 

腸が体を司る?腸は超・重要臓器!

 

最近、腸が注目を集めています。

 

今までは栄養を吸収し、不要なものを排出するための器官としての認識だったのですが、

実はものすごい情報伝達システムを備えており、

免疫システムなどにも関わりがある可能性が最新の研究で判ってきたのです。

 

腸内細菌と細菌の代謝物などがいろいろな信号を送り、

脳や心臓、肝臓、すい臓などに影響を与えるらしいのです。

 

腸内細菌って何?

腸内細菌とは、ビフィズス菌を含む、大腸にある菌のことです。

種類はなんと100種類、その数はおよそ100兆!!

この細菌たちは、大きく分けると

    • 善玉菌
    • 悪玉菌
    • 日和見菌

の3種類。

 

どんな人にもこれらの菌がいるわけですが、

一般的に、健康な人の腸内には善玉菌が多め、

糖尿病や肥満ぎみの人は悪玉菌が優勢となる傾向にあるようです。

 

ちなみに日和見菌は、その名のとおり

「そのとき優勢なほうに加勢する」

という気まぐれな菌。

 

メタボ予備軍は悪玉菌が多い!!

外食など脂っこい食事が多い人は、もしかしたら腸内に悪玉菌が多くなっているかも知れません。

 

食生活が乱れると善玉菌が減る上に、「グラム陰性菌」という悪い菌が現れます。

 

この「グラム陰性菌」、腸内で死ぬと、腸壁を傷つける毒を出し、

そこから全身にその毒をばら撒く恐ろしい菌です。

 

この「グラム陰性菌」が出した毒が脂肪細胞に取り込まれると、

脂肪細胞が傷つき、サイトカインという物質に影響が出て、インスリンがうまく作用しないのです。

 

インスリンといえば、以前お話した「インスリン抵抗性」(→インスリン抵抗性とは?)でも出てきたように、

メタボを語る上で重要なホルモンです。

 

インスリンの効きが悪いと、糖尿病や高血圧などを引き起こします。

 

そんなときに、ビフィズス菌!

 

こんな状態で、腸内環境が悪化してしまったらどうすればよいのでしょう?

ここで、ビフィズス菌の出番です。

 

ビフィズス菌を始めとする、「プロバイオティクス」(生きた菌)を摂ることにより、

善玉菌を増やしてあげるのです。

 

善玉菌はほかの善玉菌も増やす働きがあり、

悪玉菌やグラム陰性菌などが多い腸内の環境を整えてくれるのです。

 

プロバイオティクスにはいくつか種類があり、

ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌をはじめ、
乳酸飲料に含まれる乳酸菌シロタ株LG21乳酸菌などがあります。

 

乳酸菌はしょうゆや味噌などの「発酵食品」にも含まれています。
発酵食品はダイエットにも効果がありますよ。
(→内臓脂肪が落ちる!今話題の発酵食品ダイエット

最近ではこういったよい菌が入った乳製品などもたくさん売られているので、

上手に活用するとよいですね。

 

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